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2018年02月09日

もうすぐ、玉ねぎ!


毎日寒い日が続きます。畑の作物たちはじっと寒さをこらえているように、緩やかな成長をしています。ここ篠原町の特産であり、ひかり農園の主力野菜である玉ねぎもぐんぐんと葉を伸ばし、あと一息といったところです。辛味が少なく生食でいただきたい白玉ねぎ、あらゆる調理に万能な黄玉ねぎ、サラダの彩りにはもってこいの赤玉ねぎと種類も豊富です。スタッフも今年の出来栄えはどうかと今からわくわく半分、ひやひやしています。      
昨年から、加工品に本腰を入れそれぞれの野菜の特徴と旨味を活かし、試行錯誤してきました。その甲斐あって、今年は当園の「白玉ねぎフレンチドレッシング」が浜松商工会議所が認定する“やらまいかブランド”にエントリーすることができ最終選考会まで進みました。結果は3月になってからですが、浜松を代表する特産品として、公の場で認められたことはとても意義があり、同時に身の引き締まる思いです。
浜松といえば、うなぎ、みかん、楽器‥ といったところですが、遠州のからっ風と砂地を活かした篠原の玉ねぎを、もっと全国的に広めたいものです。先日も靜岡市のクランシップで開催された「ふじのくに総合食品開発展」で多くの販売店様、商社様からお声がけいただき多くのみなさんに地域の特産品を広めるといった大きな役目にも寄与できる手応えを得ました。玉ねぎは、3月中旬、加工品は4月の発売予定です!ご期待下さい!!(爪田)
  

Posted by hikarinouen at 13:20Comments(0)ひかり農園通信

2018年01月07日

農業の二刀流


新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ひかり農園の2018年のテーマは、「農業の二刀流への挑戦」です。
”二刀流”と言えは、今年、米大リーグのエンジェルスに入団した大谷翔平選手が、投手と打者の両方での活躍が注目されますが、ひかり農園の二刀流は、有機栽培と自然栽培の二刀流です。
共に農薬、化学肥料を使用しない栽培方法ですが、自然栽培は、さらに環境への負荷を抑えるために、不耕起、無肥料栽培で自然の力を最大限に活かす栽培方法です。そのため自然の恵みを受ける一方、自然の厳しさを受けて生育、収穫量は不安定になり、農業としての経済的な糧を受けにくいのが実情です。そうしたことから、有機栽培と自然栽培の二刀流を考えました。
有機栽培は、当地に適した生産性及び需要の高い品目にしぼり、中量小品目の野菜を栽培し、販売店向けの卸を中心に。自然栽培は、多種多様で個性的な品目に取り組み、少量多品目の野菜を栽培し、野菜ボックスやオーガニックマーケット等で個人のお客様中心に販売をしていきます。
「安心安全で美味しい野菜を多くに人に、環境と将来を考えた農業を」のビジョンのもと二刀流がスタートします!(建也)
  

Posted by hikarinouen at 18:04Comments(0)その他

2017年12月12日

12月の玉ねぎ定植


秋も深まり、12月の声を聞くこの頃になっても、ひかり農園の玉ねぎの植付は続いています。作物の成長には時があり、種から芽が出て苗床で苗となり、大地に植え替えられ、その場で大きく成長すます。みんな立派な玉ねぎになってほしいです。といっても玉ねぎは若いうちに私たちのいのちの糧となり、次の世代を残すことはありません。種用の玉ねぎは、選抜して別に掘り上げたものを、もう一度土に植えて、育て種を取ります。宣仁さん、建也さんのお父様は、かつて玉ねぎの種取りも指導する農業改良普及員だったそうです。そして、慣行農法を指導しながらも、「有機農業」の教典といわれる本や「複合汚染」の新聞連載を読んでいおられたそうです。息子たちが今、共に有機農業に力を合わせて取り組んでいる姿をどこかで見守って喜んでおられることと思います。いろんな野菜の種とりにもいつか取り組めたらと願っています。
そして、私が今、友人、有志で取り組む「篠原自然農の会・土女っ子」では、毎年種もみをつないで、一粒の種がいくつにも分決して穂となり、やっと先日(26日)全ての穂を刈り、美しい姿で稲架にかかっています。スズメ、サギ、セキレイたちも田んぼにやってきます。お米を私たちがいただき、落ち穂、ワラやもみ殻やヌカは鳥や微生物が食べいのちがめぐります。そんな営みもまた大切にしたいと思っています。自然のパワーあふれる土女っ子いろいろ米、黒米、赤米をみなさんにもぜひお届けしたいです。(宏子)  

Posted by hikarinouen at 18:29Comments(0)ひかり農園通信

2017年11月02日

台風の影響


2週続けて、台風が来ました。水はけの良い砂地の篠原の畑もほとんど乾くことがなく、雨のあとは、水たまりがいたるところにできています。土地の低い畑は、全面が池のようです。玉ねぎの植付の真っ最中ですが、しばらく作業ができないところがあり、少し困っています。台風が過ぎ去ったあとは、強い西風(木枯らしかな?)が吹いて、玉ねぎを植えるために張ったビニールマルチも飛んでしまいました。急に冷え込んできましたね。玉ねぎの植付は、今月いっぱいかかりそうです。できることから、やっていくしかありません。(宣仁)  

Posted by hikarinouen at 20:35Comments(0)ひかり農園通信

2017年05月17日

記事掲載されました。


中日新聞2017年5月17日掲載

伊三郎白玉ねぎフレンチドレッシング、黄玉ねぎ和風ドレッシング、新玉ねぎピクルスの販売が好調です。オーガニックマーケットや直売所での試食販売やチラシ配布、新聞記事の掲載などが功を奏して、お問合せも多くいただいています。3種セットのギフトボックスは、手ごろなプレゼントとしてご利用いただいています。今月後半には、市内の販売店でも取り扱いが始まります。今後は浜松市のふるさと納税の返礼品や地元通販会社のギフト商品としての取り扱いの検討を始めています。

今回の取り組みは、単に有機栽培の玉ねぎを加工して販売し、売り上げ、利益を得ようとするだけのものではありません。篠原の温暖な気候と水はけのよい砂地、乾燥を促すからっ風が絶妙な玉ねぎの栽培環境であること、大正時代から土地を守り、種をつなぎ、篠原の特産にまで栽培技術を高めてきた先人達がいたこと、そして、農薬・化学肥料を一切使用しないで栽培される玉ねぎがあることを、多くの皆さんに知ってもらう、食べていただくことが大切な目的です。

そうしたことから、加工品という形で食べやすい食品となり、パーッケージングして説明文を付けることができ、賞味期間が長く、手軽に流通しやすいために、今まで以上に多くの皆さんに様々なことをお伝えできる、人から人へと伝わりやすいことが大きなメリットだと思っています。是非とも、皆さんも商品を手にしていただくとともに、その良さを実感したらどなたかにプレゼントしてみてください。きっと、オーガニックな社会を広めていく一助となるはずです。

これから夏野菜の季節となってきます。伊三郎シリーズの第2弾は、篠原の砂地での栽培は難しいとされる人参のドレッシング、トマト・キュウリ、パプリカ、ズッキーニなどの夏野菜のピクルスの予定でいます。6・7月ごろの発売を目指して、まずは日々の野菜の栽培管理です!  

Posted by hikarinouen at 22:30Comments(0)その他