ひかり農園通信 第505号 2010.5.12発行

hikarinouen

2010年05月12日 23:39


 篠原町で自然農(耕さず、農薬や肥料を使わず、草や虫を敵としない自然の法則にそった栽培)でお米をつくっている、田んぼと生き物が大好きな女性と子どものグループ“土女っ子(どじょこ)”仲間に赤ちゃんが生まれました。

 この会は、農家の長男の「鈴木さん」と結婚して、都会(!?)からはるばる篠原にやってきた似た者同士の二人…田んぼを地元でやりたいけど田んぼを持たない私(宏子)と、田んぼはあるけど農的なくらしもお米づくりも全く初めての真理恵ちゃん(実は遠い親戚でした!)が運命的に出会って始まりました。「生き物もごはんも、風景も、田んぼのめぐみ」だよ…と百姓仕事が自然をつくっていることに光をあててこられた宇根豊さんという方のお話を、すでに聞いておられた田んぼの持ち主のお母さんの暖かい応援のおかげで、手探りで続けてきた米づくりも今年で4年目になります。仲間もふえました。

 水の抜けない池のような田んぼは、カエルやどじょうやザリガニもいて、青サギも飛んできます。泥だらけで夢中で遊んだり作業している親子の姿に、田んぼ仲間の奈未さんと夫が「土女っ子(どじょっこ)だね」と命名しました。


 土女っ子ブランドの黒米、赤米、緑米、アカホモチ、ヒノヒカリ…は子宝米としても有名!?で、ついに唯一独身の若い女性だった”千穂さん“が4月28日お母さんになりました。名前は林太郎くん。男の子です。苗代の稲の赤ちゃんと共に大きく育ちますように、願を込めて長靴とおくるみとカエル型カスタネットをおくりました。田んぼデビューが待ちどうしいです。みなさんもぜひ遊びにきて下さいね。(宏子)

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