ひかり農園通信 第795号 2016.1.27発行
24節気では「大寒」まさに1年で1番寒い季節です。それでも暖かいこの地では、今もなお綿の実がはじけていて、風の中、白や茶、緑の和綿、洋綿を少し収穫しました。畑では寒い中、小さめですが、ジャガイモやブロッコリー、カリフラワーは開きかけたものですが、たくさん収穫できて料理にたっぷり使っています。
できるだけ野菜の味を生かした生や蒸して少しの調味料(塩とみそ、時々みりん、なたねごま油など)で味つけして食べますが、時にはど~んとごった煮やキャベツと根菜(大根、人参、里芋、とうがん、じゃが芋・・・)カレーなど大物野菜たっぷり料理も作ります。
あたたかくなってみんさんと一緒に畑ランチもやりたいですね。でもその前に、寒仕込みの味噌づくり会を2月5・6・7日に、ひかり農園、宣仁、宏子の自宅でやります。昨日、中道農場のお米を糀屋さんに持って行きました。有志が集まり、1日かけて一緒に、体も限界まで使い、心をこめてつくります。ひかり農園用には約240キロは仕込みます。おいしい味噌ができて、みなさんにも食べてもらいたいです。
ところでこのごろ、”人は何をどう食べて生きるのがいいのかな・・・”と考えさせられるのです。きっかけは色々ありますが、息子の「あまり食欲がない。食べることに関心がない」という言葉が、私にとっては、自然の中で自分が食べ物をつくり、安心して食べられるくらしが、夢の一つでもあったので、ちょっとシックでした。
以来「ベジタリアン宮沢賢治」や「マザーアースキッチン」(以上鶴田静著)や「食べない」生き方(森美智代著)など読みつつ探っています。庭で大豆を煮ながら語り合いたいものです。よかったrぜひ遊びにきて下さいね。(宏子)
■野菜ボックス今週のメニュー
長ねぎ、さつまいも、赤芽里芋、ブロッコリー、カリフラワー、人参、チンゲンサイ、キャベツ、紫小かぶ、大根