ひかり農園だより

地震のその時、私たちは…
　3月11日午後、おばあちゃんはの付き添いのために聖隷浜松病院につき、2号室からナースステーションに近い1号室にひっこしたその直後でした。ベッドも床もゆれはじめ、そのゆれはなかなかおさまりません。まさか地震！？外を見ると歩いている人たちは気づいていないようです。病院の中ではエレベーターが止まり、すぐに帰って下さいとのことで、タンの吸引などの練習も中止となり、みんなと階段をおりて帰宅しました。現在、居間と食堂と台所を改装しているわが家では、テレビを見ることができないので、ラジオと新聞で情報を得ています。三陸沖での地震に続く津波、福島原発の爆破…これらはもしも東海地震であったなら、家族はバラバラで安否もわからなかったかもしれません。息子の聖は中学で野球の練習中、宣仁さんとスタッフの裕子さんは、ビニールハウスで農作業中でした。「私たちはまず助からないよ」と宣仁さん。ほんとうに他人ごとではありません。今何ができるのか、しっかり考えていかなければと思います。命があることの尊さと奇跡を思います。震災にあった人の支援とともに、浜岡原発を止めて、自然エネルギーにかえていくこと。地域で自給をすうｓめていくこと。食もエネルギーも。そのためにも福島原発のコントロールを祈らずにはいられません。知恵と技術をあわせてのりこえていかなかればなりません。（宏子）

【今日のボックスメニュー】
大根、葉大根（ぬき菜）、金時人参または人参、キャベツ（低農薬育苗時のみ使用）、ブロッコリー（低農薬育苗時のみ使用）、茎ブロッコリー（低農薬育苗時のみ使用）、菜の花、玉ねぎ、春菊、リーフレタス、又はサラダ菜、葉ねぎ

※野菜ボックス（2,000円送料別）については、カテゴリーの「野菜販売のご案内」をご覧ください。