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2010年06月09日

ひかり農園通信 第509号 2010.6.9発行

ひかり農園通信 第509号 2010.6.9発行
 篠原自然農「土女っ子」の田植えがはじまりました。「土女っ子」の田植えは代かきをしません。耕さず農薬や肥料を入れず、苗代で育てた苗を、一本づつ、鎌で土に穴をあけて、茎と根の境目が土の表面にくるようにていねいに植えつけます。松や杉、ひのきの植林と似ています。




ひかり農園通信 第509号 2010.6.9発行
 第1日目の7日(月)は女5人で、苗代の苗をスコップで一本づつ土をつけたまま掘ってバケツに入れる人、麻ひもをはった田んぼに幅40センチ、株間30センチごとに植える人に分れてばんばりました。7畝(7a)のやっと5分の1、黒米、緑米、赤米まで植え終わり、10日、12日、14日…とモチ米、ウルチのヒノヒカリと続きます。





















ひかり農園通信 第509号 2010.6.9発行
 ひかり農園の田んぼは1反(10a)入野町の川のほとりに借りてあります。昨年からは、耕さずに一本植えの「土女っ子」と同じやり方です。18、19、20日の予定ですが、もっとかかるかも知れません。なぜこんな手間も時間もかかるやり方でやるのでしょう。これは、一度体験してしまうとわかるのですが…私たちの自然への応じ方(はたらきかけ方)が適切でぴったりはまったときにすばらしいいのちの姿が花開くのです。

※写真は「土女っ子」の田んぼの様子です。








ひかり農園通信 第509号 2010.6.9発行
 稲本来の美しい姿や豊かなみのりにはびっくりします。一粒万倍という実感と、稲とともに育つ、あるいはまわりで展開される自然の風景やたくさんのいのちのにぎわい、やすらぎや喜びを感じるからです。宇根豊さんの本にも「百姓仕事が自然をつくる」ことや、田んぼのめぐみについて書かれていました。今年も豊かなみのりやめぐみを実感したいですね。興味のある方ぜひ声をかけて下さいね。(宏子)

※写真は種蒔きの様子です。



この記事へのコメント
お米(ご飯)・・・有難く頂きます。
Posted by かずぽん at 2010年06月10日 08:53
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