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2010年05月26日

ひかり農園通信 第507号 2010.5.26発行

ひかり農園通信 第507号 2010.5.26発行
 5月22日は、充実の一日でした。午前中は~春の森づくり大作戦~「みんなで守ろう海岸防炎林」というイベントに「根っこの会」として参加しました。「根っこの会」は、天竜川の川上と川下が共に元気になることと、遠州灘海岸のシンボルである美しい松林を守り、子どもたちの未来に残していこうと活動しています。この日は新橋町の多目的保安林でのウォークラリーで5つのポイントをまわって、海岸防炎林、松くい虫、海岸浸食、林野火災などについて知り、みんなで林内の美化活動(ゴミ拾いや草刈り、枝払い)をしました。
ひかり農園通信 第507号 2010.5.26発行
 私は松くい虫のコーナーの担当で、1ミリにもみたないマツノザイセンチュウに感染した松からマツノマダラカミキリがとび立って元気な松を食べることで松枯れが広がるメカニズムの説明や、松を守るために大切なこと…感染した木をすべて切って処理することで翌年の松枯れが止まること、松くい虫抵抗性松の植樹と見守りと手入れ(下草刈りや枝うち、ごがきなど)によって健康に育つことなどお話しました。

ひかり農園通信 第507号 2010.5.26発行
 SBS静岡放送の方たちの熱心な取材もあり、午後には「根っこの会」と有志(鈴木建也さんもその一人)で2月に植えた、ひょうたん池横の松の苗木の様子もみていただきました。折しも28日金曜日は、松枯れ農薬の空中散布が遠州灘海岸一帯で行われます。県はすでに有機農業は推進しようとしています。今後は林業でも生物の多様性を守りながら、自然のバランスが保たれる中で、人も木も、虫も草も、土の中の小さないのちも、それぞれのくらしが平和に営むことができたらいいなと思います。(宏子)

※写真の上2枚はウォークラリーの「根っこの会」コーナー。集合写真は左側から「根っこの会」の土屋由利子さん、参加者で、松の会の西尾さん、海岸侵食災害より住民を守る会の長谷川さん、根っこの会の小島むつみさんです。




この記事へのコメント
何でも 根っこが大切ですね^^
Posted by かずぽん at 2010年05月27日 07:55
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