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2017年12月12日

12月の玉ねぎ定植

12月の玉ねぎ定植
秋も深まり、12月の声を聞くこの頃になっても、ひかり農園の玉ねぎの植付は続いています。作物の成長には時があり、種から芽が出て苗床で苗となり、大地に植え替えられ、その場で大きく成長すます。みんな立派な玉ねぎになってほしいです。といっても玉ねぎは若いうちに私たちのいのちの糧となり、次の世代を残すことはありません。種用の玉ねぎは、選抜して別に掘り上げたものを、もう一度土に植えて、育て種を取ります。宣仁さん、建也さんのお父様は、かつて玉ねぎの種取りも指導する農業改良普及員だったそうです。そして、慣行農法を指導しながらも、「有機農業」の教典といわれる本や「複合汚染」の新聞連載を読んでいおられたそうです。息子たちが今、共に有機農業に力を合わせて取り組んでいる姿をどこかで見守って喜んでおられることと思います。いろんな野菜の種とりにもいつか取り組めたらと願っています。
そして、私が今、友人、有志で取り組む「篠原自然農の会・土女っ子」では、毎年種もみをつないで、一粒の種がいくつにも分決して穂となり、やっと先日(26日)全ての穂を刈り、美しい姿で稲架にかかっています。スズメ、サギ、セキレイたちも田んぼにやってきます。お米を私たちがいただき、落ち穂、ワラやもみ殻やヌカは鳥や微生物が食べいのちがめぐります。そんな営みもまた大切にしたいと思っています。自然のパワーあふれる土女っ子いろいろ米、黒米、赤米をみなさんにもぜひお届けしたいです。(宏子)



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