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2011年04月25日

ひかり農園通信 第552号 2011.4.20発行

田中優さん講演会~今私達に、出来ること、東電原発災害とエネルギーの話~より
 去る4月17日は、なゆた浜北にて田中優さん(市民バンクや環境、経済、平和の問題に長くとりくんでいる方で1957年生まれの同世代です)のお話を聞きました。ロハスな生活を楽しむかえるの会と無農薬野菜や自然食品のお店すいーとまむさんの主催で、本当にありがたいことでした。200人定員の所250人くらいの集まり、福島から避難されている方もいて、声が聞けたことも良かったです。原発の事態は思った以上に厳しいです。「自分の子どもだけを守らないで下さい。すべての子どもを守ろう…」「放射能の被害の出方のことをみんなが知っていれば、現地の子どもたちをまず送り出しただろう」「とにかく放射能(放射線)のとどかない外へ子どもを出してほしい」と切実に訴えられました。今、メディアは外部被曝については伝えますが、内部被曝については伝えられていません。要素131を吸い込むと甲状腺にとりこんでたまり、100%強度も強いまま放射線にあたりつづけています。きわめて危険です。チェルノブイリでは小中学生になると子ども死ぬということが多くあったそうです。私の故郷広島もたった一発の原爆で、その時助かっても数日、数カ月後、10年~2、30年後に亡くなる人が多くいました。今野史代さんというマンガ家の方がそのことを「夕凪の街・桜の国」というすばらしいマンガで伝えていて、きのうひっぱり出して読み返してみました。ヒロシマの心を広く伝えたいです。もう一つ気になったのは、風向きによって浜松にもとんでくるだろうとのこと。検査の値によっってはマスクやビニールシートで人や土を守る必要がでてくるかもしれません。安全な野菜と米をつくり続けられるように祈るしかありません。

ひかり農園通信 第552号 2011.4.20発行【今日のボックスメニュー】
新玉ねぎ(とう立ち)、じゃがいも、大根、人参(とう立ち)、ブロッコリー、里芋、葉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、そら豆、レタス類又はキヌサヤエンドウ

※野菜ボックス(2,000円送料別)については、カテゴリーの「野菜販売のご案内」をご覧ください。



この記事へのコメント
先日は お野菜を沢山ありがとうございました^^
いつも頑張っていますね~^^
すごいです。
たまには 見習わなきゃ・・・と思うだけで ダメですね^^;
Posted by かずぽん at 2011年04月25日 18:01
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