ひかり農園だより

”持続する志”について思う”
今年の連休は日本人の多くの人が、祈りとこれからどう生きるか迷い悩んでいるのでしょうか。私もいまだに続くつなわたりの原発の事故処理や、友人、知人の安否を思い、心が痛みます。農家はそんな時も田畑の作業に忙しく、汗を流していると、太陽と土と水と空気のおかげで命を育て、つないでいけること。ここで日常のくらしができることの時に感謝の気持ちがわいてきます。ただ、浜岡原発が今も止まっていないことや、毎年やってくる松枯れ農薬の空中散布が今年は5月24日から26日までの3日間にふえたことなど、ショックなことが積み重なってくると、何とかしたいけど微力だなぁと落ち込みます。そんな時、この時代をリードしていくであろう身近な先輩のリーダーの存在から力をもらっています。袋井野草社の石垣雅設さん、静岡プラムフィールドの
馬場利子さん、そして東京の田中優さんがいます。ぜひ、みんなでお話を聞きたいです。田中優さんの講演会のおり、一冊の本を買いました。「幸せを届けるボランティア、不幸を招くボランティア」河出書房の子ども（14歳）向けの本ですが、すばらしい本でした。その中に”「持続する志」これは詩人、石川啄木の言葉だ。ぼくが出しているメールマガジンとブログのタイトルに使わせてもらっている。「すっと持続していくこと」が大事だと思うし、その「意志」を持ち続けることが必要だと思うからだ。”と書かれています。簡単ではない。…石垣さんも馬場さんも優さんも持続する志と愛を常に持っているのですね。今の私に一番必要なことばだなぁとおもいました。（宏子）


【今日のボックスメニュー】
玉ねぎ（とう立ち）、じゃがいも、大根、ブロッコリー、里芋、キャベツ、かぶ、キヌサヤエンドウ、スナックエンドウ又はラディッシュ

※野菜ボックス（2,000円送料別）については、カテゴリーの「野菜販売のご案内」をご覧ください。