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2011年10月11日

ひかり農園通信 第576号 2011、10、5発行

田んぼの稲は斜めに少しなったのもありますが、草の中でみのり、頭をたれてきました。さっそく雀たちが、熟したのから食べようと来ています。仲間と苦労しながら鳥よけ網を全面にかけてほっと一息です。十月三十日(日)とその前後に稲刈り、はざ干し、十一月の脱穀と続きます。
畑では台風が去ったあと、キャベツを植えました。私は台車に座って移動しながらポット苗を植えるので葉物を植えるよりも体は楽でした。葉物は生分解マルチ(土に還る黒マルチ)をはった畝に植えましたが、台風の後生き残ったギザギザの葉もみずみずしい水菜や大きな丸い葉を次々広げているチンゲン菜、台風のあと植えた元気なコマツナが育っています。ホウレンソウは全滅に近く、ターサイはまだ植えたままの姿です。大根は葉が茂ってきました。大きくなあれと祈るばかりです。
そして今大変なのは人参の草取りです。小さな種を直接畑に蒔くのですが、やっと出てきた小さなギザギザの葉が残暑と雨であっという間に大きくなったまわりの固い草の波の間に沈んでおぼれそうで…さがすのにも苦労します。草を抜くと一緒にスッと抜けてしまうので、ハサミで草を切ったり、ノコギリ鎌で注意深く刈ったりはてしない作業です。がんばって耐えている人参の苗を生かすために、人参レスキュー隊を募集中です。
元気でおいしい人参に育ってほしいです。 (宏子)

【今週の野菜ボックスメニュー】
玉ねぎ、人参、じゃがいも、里芋、南瓜又はミニ冬瓜、茄子又はピーマン、パプリカ、葉大根(間引き)、りんご(低農薬)




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