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2012年05月16日

ひかり農園通信 第606号 2012、5、9発行

ひかり農園通信 第606号 2012、5、9発行
「わたくり」種と綿をわける作業です。


「ガンジーに学ぶ自分の手で紡ぐ未来」~競争から協力の経済へ、肉体労働に還ろう~
 去る四月三十日、天竜区小川の古民家で、片山佳代子さんの、ガンジーのお話と、チャルカで糸紡ぎワークショップがあり参加しました。
片山佳代子さんは、ガンジーの本を翻訳しながら、ご自身でも綿の栽培から、チャルカでの糸紡ぎなど、ガンジーの教えを実践されている方です。
すばらしい会でした。
パーマカルチャー中部@浜松の大村さん夫妻はじめ、遠州トランジション浜松有志の方たちのおかげで、このような機会にめぐり会えてありがたいです。
お話の中で、〝なぜこんなに忙しくなったのか〟機械化によって労働は楽になるはずなのに人は幸せではないのはなぜ?という問いかけから、いすとりゲーム(競争)に参加するのはやめて、いすの数を増やしてゆったり座って楽しい時間を過ごそう・・・
すべての人に仕事を、脱機械化を。という、根本から問題を解決するための提案に、なるほどそうだなと思いました。
ガンジーの生涯を、記録フィルムや映画のシーンでたどりながら、その思想と行動、自立への歩みの姿を知りました。
根本の原因が欲望にあること欲望を愛でおきかえることの大切さ、そしてチャルカを回して糸を紡ぐことが、すべての人の自立への第一歩であることや、海の水から塩を自分でつくる人々の姿、暴力に対して非暴力をつらぬく姿に感銘を受けました。
一人一人の行動が大きな意味を持っていること、かつてもそうであり、今もそうなのだと思いました。
篠原の綿畑にも昨日、一昨日と綿の種をまきました。
芽が出て大きく育ちますように。
ささやかな一歩を踏み出したところです。  (宏子)


【今週の野菜ボックスメニュー】

新玉ねぎ、間引人参、大根、キャベツ、葉ねぎ、ラディッシュまたはニラ
キヌサヤエンドウ、スナックエンドウ、サニーレタスまたはリーフレタス



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