ひかり農園だより

ヒノヒカリです




赤米です


暑い日が続き、雨が降るとほっとするこの頃です。
田んぼの様子を見に行くと、ヒノヒカリと赤米の穂がいっせいに出ていて、あとからも次次と穂が出てきて、まさに花盛り。
真っ白い花が風に揺れています。
あれほど強かった草の勢いも、稲の成長の勢いに押されてるようです。
ひたすら草を刈って敷いて、水を入れての繰り返しです。
株元からいくつもの茎が分かれて出る分けつは、今年はあまり多くないかな？
条件の良い所は二十以上に分かれて、その一本一本がそれぞれ真っ直ぐに天へと穂を出していて美しいです。
先に穂が出た紫黒米はすでに穂をたれて実が入っています。

畦の草を刈りながら穂の美しさや糸とんぼ、蜘蛛たちなど、命いっぱいの世界を楽しんで、いざ水を止めて帰ろうとした時、突然現れた蜂に、手袋と長袖シャツのすきまの手首のところを刺されてしまいました。
あっという間の出来事でした。
痛くて舐めたり吸い出したりして急いで、磐田で整体指導室をされている、鈴木弓子先生に電話で「化膿活点」の確認をしました。
肩とひじの間のくぼんだ所の固まりを親指で押さえて、痛みがなくなるまで愉気すると経過がいいですよ。とのこと。
田んぼでも帰ってからでも４０分ぐらい愉気をしました。
膨らみかけていたのも戻り腫れる事もなく経過しています。
本当に体の力は不思議です。
応急手当として覚えておこうと思いました。　
山上亮さんの「整体的子育て」という本にも載っていますので、ぜひご覧下さい。（宏子）



ケガや虫刺されの急処「化膿活点」　　山上亮さん「整体的子育て」より～

　夏休み本番、家族みんなで山や川や海に行ってめいっぱいあそぶ季節ですが、自然のなかにはやはり危険もつきもので、転んで擦りむいたり、虫に刺されたりといろんなケガをすることも多いと思います。
　整体ではそうゆうケガや虫に刺されたときの手当てとして、「化膿活点」というところを押さえます。場所としては二の腕の外側、肩と肘のちょうど間ぐらいの、筋肉の少ないところ。そこをグッーと押さえられると、指がジーンとしびれるところです。ここはあらゆる化膿の傾向、血液変動のときにつかう急処で、たとえばケガや虫刺され、動物に噛まれたなんていうときの応急手当としてよく使います。
　皮膚を切ったり虫に刺されたりして血液の中に何か異物が入ると、体というのはその血液の異変を敏感に感じ取ります。すると背骨の胸椎七番というところに変動が出るのですが、これが先ほどの化膿活点と深い関係があるのです。
　この胸椎七番という骨は整体では不安や恐怖といったものと関係すると言われているのですが、血液の中によくわからない異物が混入しているということは、やはり体にとっても恐怖なのです。よく見ていると怖がっている人は、自然と自分の化膿活点に手を当てたりしていますが、確かにそんなときに手を当てていると少しホッとしてきたりもする、そんな場所です。
　手当てとしては、まず出血あるいは化膿している側の腕をとり、化膿活点にある小さな固まりのようなものを探します。
見つけたらそれをジーッと押さえ、しばらく押さえたらグリンとはじく。はじかれるときにはちょっと痛いですが、怪我した場所から再び血がぱっと出たりして、なんとなく体がすっきりした感じがします。
　もしわからなければ、化膿活点の部分を両手で包み込んであげるようにして、ジーッと愉気の手当てをしてあげればよいでしょう。
　また極端なことを言えば、注射なども血管に直接針を刺して異物を注入するという意味では、「虫刺され」に似ています。だから同じように注射の後の手当てとして「化膿活点」を愉気しておいてあげると、経過がスムーズになるので覚えておかれるとよいと思います。

「化膿活点」の押さえ方
　二の腕の外側、肩と肘のまんなかあたりのへこんだところを親指で押さえると、腕の奥にちょっと硬いコリコリしたものがあります。
うまく押さえられると指がしびれた感じがするところです。
そこを軽くジーッと押さえたら、コリコリを乗り越えるようにグリンとはじく。
強くやりすぎると二度と触らせてくれないかもしれませんから（笑）、あまり強くやらないように。
はじいたあとは掌でやさしく包んであげてください。


【今週のボックスメニュー】
じゃがいも、西瓜、鶴首南瓜、ミニ冬瓜、茄子、白茄子、長茄子
ピーマン、エンサイ、多角オクラまたは丸オクラ、ゴーヤ



「鶴首かぼちゃ」です。
輪切りにしてオーブンで塩とオリーブオイルを塗って焼くと美味しいです。


ご好評いただいた、スイカも今年は終了してしまいました。また来年。