2012年10月01日
ひかり農園通信 第626号 2012、9、26発行
このところ私は、体中にじんましんが出て唇まで腫れてしまったり、農作業に行きたいのに体が言うことを聞かず眠くてたまらない、まさに夏バテ!?気持ちの方も、世の中の流れに対する無気力、無関心、諦めに襲われかけています。
ふと、数日前に宣仁さんが「ホラ、読んでみな・・・」と渡してくれていた新聞を読みました。
九月二十四日の朝日新聞の夕刊の〝人、脈、記〟石をうがつという特集では、高木仁三郎さんがとりあげられています。
そういえば・・・と探すと、九月三日には、鎌仲ひとみさんの歩みが描かれていました。
バシッと一発二発、愛の平手打ちのようでした。
同じ時代、社会に生きているのに何という違いでしょう。「私のことをわすれないで」というイラクの14歳の白血病の少女との約束を大切に全力で生きていくひとみさん。
挫折感やうつにもなりながら、自分の行動に責任を持ち「反原発というのは何かに反対したいという欲求ではなく、よりよく生きたいという意欲と希望の表現である」という言葉を残して62歳でこの世を去った仁三郎さん。
少し勇気をもらって、草一面の綿畑に行くと、塩害や夏草や虫にも食べられながらも、大きく育った綿は今日もきれいな黄色い花を咲かせています。そしてついに実もはじけてフワフワの綿が収穫でき始めました。
このわたを布団や糸にして、布に織って衣服にしたい。
ゆったりした地域の平和と愛のある暮らしを取り戻していきたいなと思います。 (宏子)
【今週のボックスメニュー】
玉ねぎ、じゃがいも、人参、鶴首南瓜または、モロヘイヤ、ニラ
ミニ冬瓜、茄子、長茄子、エンサイ、バジル
~鶴首かぼちゃは煮物でも美味しかった!!~
鶴首かぼちゃと茄子と玉ねぎを煮物にしました。
少量の昆布だしとみりんとお醤油そして仕上げはお味噌です。(宏子)
Posted by hikarinouen at 15:08│Comments(0)
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