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2015年07月20日

ひかり農園通信 第765号 2015、7、1発行

夏至も過ぎ暦の上では7月2日が半夏生図といい、田んぼの稲の補植(苗植え)のリミットとも言われています。来週は七夕、そして小暑、本格的な暑さが始まります。台風到来も気になりますね。
さて、ひかり農園では、放射能測定、水質検査に続いて、メインの畑の土壌診断をJAにお願いして行いました。土の中の成分肥料分を分析することで土の状態をある程度知ることができます。そこには基準があって、より良い状態にするためにどんな肥料を与えればよいのかアドバイスもあります。それを見ていくつか気になったことがありました。うまく表現できないのですが、一つは人間に対して健康を害する硝酸体チッソで、むしろ低いほうなので安心しました。あとはリン酸とか、マグネシウムとかどう判断したらよいか迷います。そこで、舘野廣幸さんというお百姓さんが書いた「有機農業みんなの疑問」という本を開いてみました。「肥料を与えなければ作物は育たないのか?」という疑問に対してなぜ「肥料を与えないで育ててみましょう」とどの本も書かないのか?“深さ1メートル範囲の10アールの畑の土には、窒素、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウム、鉄、モリブデンなど微量ミネラルまですべての養分があるということです。その養分を探し出す菌根菌(微生物)それを地上に出す雑草の働き・・・そして作物にとって最も大切な養分は「二酸化炭素」と「光」と「水」です。”この本を読んで化学肥料と農薬の正体や、命のこと、私たちの体と土は二つに分けることはできないこと(身土不二)について改めて考えてみようと思いました。ひかり農園文庫にありますので、ぜひ読んでみてください。  (宏子)

【今週の野菜ボックスメニュー】
ひかり農園通信 第765号 2015、7、1発行
玉ねぎ、ジャガイモ、キュウリ、ズッキーニ、トマト、茄子、とうもろこし、モロヘイヤ、九条ネギ、小松菜




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