2016年03月17日
ひかり農園通信 第801号 2016.3.9発行
3月になりましたが、まだまだ寒い日もありますね。親の願いと子の希望が交錯し、進路に悩むこの季節、わが家でも高三の息子は、大学で心理学を学びたいと希望していましたが、親の願いでもある国立大学入試に努力を重ねるも届かず、”違いを共に生きる”ことをめざす私立大学で学ぶことになりそうです。
親としては農場もある国立大学で食や環境、生命、地域について学んでほしいと願っていたのですが・・・かつては私たちもみんな悩んで悲喜こもごもの青春時代を過ごしてきたわけですが、今さらながら親と子は違う人間であり使命も違うし、自分らしさを生かす道をそれぞれ探し、求めているのだなと思いました。
夫(宣仁さん)も今は”ひかり農園”という有機農業(あるいは自然と共に生き、糧として、さらに地域自給をめざすくらし)を仕事ととしても選んでいますが、若い頃は大学に浪人して入りなおしたり、映画をつくる仕事や自然食品店で働きながら迷っていたようですし、弟(建也さん)は芸術に長けていて、デザインの仕事やラジオ局の仕事を長年してきました。
そうして今は共に有機農業にとりくみ、この道をめざす若い仲間やスタッフ、有機野菜を食べ続けて支えて下さる人たちがいます。本当にありがたいことです。食べるにはあまり興味がないよという息子も、毎日あたり前のように御飯と味噌汁と野菜をいっぱい食べていた子供時代を、かけがえのないものとしていつか思い出してくれるかも知れません。親は経済的苦労が増し、本人は奨学生として働きながら学ぶ生活になりますが、できる限り応援したいと思います。(宏子)

■野菜ボックス今週のメニュー
白玉ねぎ、赤芽里芋、九条ねぎ、人参、春菊、大根、法蓮草、小松菜、水菜、間引き大根、ブロッコリー脇芽、緑カリフラワー
親としては農場もある国立大学で食や環境、生命、地域について学んでほしいと願っていたのですが・・・かつては私たちもみんな悩んで悲喜こもごもの青春時代を過ごしてきたわけですが、今さらながら親と子は違う人間であり使命も違うし、自分らしさを生かす道をそれぞれ探し、求めているのだなと思いました。
夫(宣仁さん)も今は”ひかり農園”という有機農業(あるいは自然と共に生き、糧として、さらに地域自給をめざすくらし)を仕事ととしても選んでいますが、若い頃は大学に浪人して入りなおしたり、映画をつくる仕事や自然食品店で働きながら迷っていたようですし、弟(建也さん)は芸術に長けていて、デザインの仕事やラジオ局の仕事を長年してきました。
そうして今は共に有機農業にとりくみ、この道をめざす若い仲間やスタッフ、有機野菜を食べ続けて支えて下さる人たちがいます。本当にありがたいことです。食べるにはあまり興味がないよという息子も、毎日あたり前のように御飯と味噌汁と野菜をいっぱい食べていた子供時代を、かけがえのないものとしていつか思い出してくれるかも知れません。親は経済的苦労が増し、本人は奨学生として働きながら学ぶ生活になりますが、できる限り応援したいと思います。(宏子)
■野菜ボックス今週のメニュー
白玉ねぎ、赤芽里芋、九条ねぎ、人参、春菊、大根、法蓮草、小松菜、水菜、間引き大根、ブロッコリー脇芽、緑カリフラワー
Posted by hikarinouen at 17:39│Comments(0)
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